また、ふるさと

あしたになれば


あしたこそ
一番早い電車に乗って
ふるさとへ帰ろう
暗い硝子窓に映る顔が
つぶやいている

きみのふるさとは
北国の五月
あなたのふるさとは
鉄路を失った
半島の駅舎
それらの空には
源流のきらめきがある

あしたこそは
夜明けの一番電車に乗って
河を渡る橋の窓を
あけよう
夜更けの遠雷が
汗ばんだ まぶたに
ささやいている

あしたになれば
あしたになれば、と
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[ 2010/05/22 16:34 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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