1月の夕暮れ




1月の夕暮れ


崩れかかった空を
風が飛ばしてしまったから
過ぎ去った昔は
眼の中から消えた

夕飯の玉ねぎを刻みながら
握った包丁を
ざわめく心に
突き立てる

空があまりに広いので
窓は
茜色の黄昏に
恋をするのだ

重たい鉄の扉に辿りつけない人を
小舟のような床に横たわり
萎れた思いは
ひかえめに
仄かに揺れている

言葉を忘れて6日

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[ 2015/01/06 21:51 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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