川とともに



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      隅田川 桜橋


       川とともに


     川の流れとともに
     長いこと歩いていた
     未だ見ぬ河口に向かって
     幾つもの街を過ぎ
     幾人もの人々と出会い
     そして、別れを告げて
     歩き続けた

     静かに魂の裂け目から
     こぼれ落ちてくる月光を
     受け止めて
     音を消して流れる水
     を連れて
     終わりに向かって
     幾度も桜の花を浴び
     歩き続けた
     潮の匂いをまき散らす河口は
     もう、近い

     もう少しで
     本当の春がくるという日
     天への道を感じて
     振り向いた眼の中に
     あなたが はらりと舞い降りた
     恋のように
     雪解けの雪崩のように

     未だ見ぬ水の源流に向かって
     歩いている
     岩礁を叩く河口の波の音を
     背中に聞いて
     暗闇に光る橋をくぐり抜け
     ぼくらは歩いている
     その行き着く先で
     ぼくらは
     何もかも、もう一度、
     やり直さなければならないのだ

     遠い瞑想の
     仄暗い高みから
     この川の水がしずかに
     流れ落ちてくる
     しずかに
     ふたりの子供の上に
     初めて見る光になって
     流れ落ちてくる
     しずかに



ここ最近、よく歩く。
1日平均1万歩を目標にしている。
雨の日などがあるから、時には2万歩近く歩くことになる。
先日は現場があった築地から歩いて帰ってきた。
隅田川テラス。
勝鬨橋から浅草、吾妻橋経由である。
天気もよく絶好のウオーキング日和だった。

歩いていると、色々なことを考える。
この詩もそのひとつだ。



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[ 2014/04/18 23:17 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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