湯島天神 梅祭


3月3日、ひな祭り。

Bさんとの、ひそやかな付き合いが始まって一年が過ぎた。
歳を重ねて山猫軒は七十をこえ、彼女はそれより4才年下である。
若いときの恋と年寄りの恋の違いは何だろう。
時間がゆっくり過ぎていった若いときと比べて、
我々の時間は時速70㎞を越して、自動車並みの速度だ。
それなのに、急がない。
ゆったりと僕たちの関係は進んでゆく。
お互いに孫という存在が無いということも、
歳を意識しないですむ理由でもある。
お爺ちゃん、お婆ちゃんと呼ばれずにすむから。
ふたりとも、気分は十代なのだ。

朝、おかず横町の「しょうちゃん、しのぶさん」の和菓子屋さんに
頼んであった<桜餅>を貰いに行く。
少し、しのぶさんと立ち話をし、ついでに草餅とお赤飯を買った。
ひな祭りである。
女の子の祭である。
お祝い事にはお赤飯が欠かせない。

午後ちょっと越えた頃に、地下鉄銀座線、上野広小路で
Bさんと落ち合った。
そこからは湯島天神はぶらぶら歩いてもいくらでもない。
湯島天神からの帰りとおぼしき人たちとすれ違う。
空は曇り空。少し寒い。
天神下の信号を進んで、左に折れて<女坂>の石段を踏みしめる。

新しいイメージ 湯島女坂 3月3日 ビビと

石段を登りながらBさんが昨日行った秩父のハイキングのことを話しててくれる。
石段を登ったが、登り切ったかと思うと、
また、石段!それを幾度繰り返したことか、と笑う。
それでも、山猫軒の腕にすがっているが、
支えられているのは案外山猫軒だったのもしれない。

湯島聖堂の狭い境内は梅を見る人々で満員御礼状態だった。
とはいっても、境内はさほど広くないから、やむをえない。
梅は咲いて、一本の梅の木にメジロ(誰かがそう言っていた)が
ビックリするほどとまっていて、梅の花をついばんでいる。
カメラを向けたが、あまりに小さくて映っていないだろうな。

新しいイメージ 梅とメジロ


昨年ひとりでここに来たときは、すっかり梅の花は盛りを過ぎて、
寂しいものだったが、今年はほぼ一面に咲きほこり、
それに、何よりも一緒に梅の花の香りを共有してくれるひとがいるのが嬉しい。

新しいイメージ 湯島3月3日 ビビと


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[ 2013/03/04 17:01 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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