すてきな月は




    すてきな月は



   黙りこくった街の
   ほんのわずかな隙間
   まだ、すぐそこに
   夏が蹲っているみたいな
   湿って暖かい風が
   雲を追い払って
   東の空は
   金色の月を浮べて
   いる

   もう、すでに
   ほどよく酔っている
   きみと ぼく
   本当は明日が満月だと
   知っていながら
   満ち足りた丸い月を
   みる

   すてきな秋はきみの
   きみの季節で
   美しい詩がころころ
   生まれる
   完璧になる球体の
   一歩手前で
   すてきな月はきみの
   きみの心で
   せっせと
   ぼくは
   それを 磨く





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[ 2012/10/01 17:22 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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