ひやっとする潮風を



     ひやっとする潮風を



    誰かが 雲を
    都市の空から
    追いとばししてしまった
    それで
    雲は遠い南の島々に
    雨を降らせている

    夏なんだよ
    あたり一面 
    日差しでいっぱいで
    ぼくの猫だって
    風の通りぬける
    テーブルの上で
    すばらしい水溜まりの夢を見ている

    ぼくはといえば
    ひやっとする 
    きみの皮膚に
    キスをする

    もう少ししたら
    夏の終わりの海原を泳ぐ
    魚になると言うから
    きみの耳の下あたりに
    あるかもしれない鰓を
    探してみよう
    そして 見つけたら
    ひやっとする
    潮風を嗅いでみるのだ
    うっとりと
    目を瞑って



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[ 2012/08/29 16:46 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

つい・・・

耳の下に手を当てて 鰓を 探してしまいました。
私も生まれる前のずっとずっと昔
お魚だった時があったのかしら・・・

なんだかちょっと不思議な気分・・・。
[ 2012/09/03 23:35 ] [ 編集 ]

Re: つい・・・

夏の葉さん。

そうです。多分あったに違いありません。
それで、ひとは水を恋しがるのです。


> 耳の下に手を当てて 鰓を 探してしまいました。
> 私も生まれる前のずっとずっと昔
> お魚だった時があったのかしら・・・
>
> なんだかちょっと不思議な気分・・・。
[ 2012/09/04 07:47 ] [ 編集 ]

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