桜鶯・米原麻理



ほろほろと心ひらきぬ春はこぶ桜鶯ありし日のこと

                        山口雪香



生まれて初めての小説を書き終えて、気付いたことがある。
本の読み方が変わった。
これまではす~っと読み流していたものを、
今は文章を吟味しているのである。
読書の楽しみ方をこの歳になって教えられた気がする。

先日仕事の帰りに書店に立ち寄った。
読みたかったローレンス・ブロックの「殺し屋ケラーシリーズ」
の最後の本を探したが無かったので、
新刊本コーナーをさまよい歩いた。
心引かれる書籍に出会わない。
その中で目を引いたのが、

「打ちのめされるようなすごい本」
      米原麻理 著
              文春文庫

書評である。読書日記とでも言おうか、
これを読めば書店をうろつかずに済む。
ずいぶん前に米原麻理の
「不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か」
を読んで書評を書いたことを思いだした。

改めて彼女の文章と辛口のコメントを読み出したが、
これがとてつもなく面白いのだ。
文庫本557頁の261頁にさしかかり、
大事に読み進んでいる。
これが終わったらまた、米原麻理の著作を探そう。


巻頭の短歌はブロトモの山口雪香さんの歌である。
春の訪れにふさわしく優しい柔らかな歌を、
ここで紹介したくなり飾らせていただいた。

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[ 2012/03/22 23:08 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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