白い孤独

画像s43003



「夏の葉」さんのご注文<白い孤独>

写真は「かをるさん」からです。



 http://iku20813.ashita-sanuki.jp/e516259.html
    かをるのワルツ かをるさんから


      白い孤独


   雪のふり積む山陰の小径を
   歩いてゆく勇気は
   もう、なかった
   樹木や枯れた草むらの間を
   細々と伸びている一本の
   記憶の白い糸
   透明な筆に
   白く塗り込められて
   ぼくたちは
   見えなくなる

   ひとの瞼は涙をふくみ
   落とす雫が白い雪になる
   いっしょに来て 
   誘う囁きに
   耳をふさぎ
   目をとじて
   立ちつくす

   雪のふり積む山陰の小径を
   歩いてゆく勇気は
   もう、なかった
   引き返す勇気も
   もう、なかった
   春になっても溶けない
   冬の風景の中に
   白く塗り込められて
   今もぼくは
   佇むばかりだ








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[ 2012/02/13 08:25 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)

いい詩ですねー・・・。
知らないうちに、じわっと涙が滲みそうになりました。

進む勇気も引き返す勇気もない。
今を生きるしかないですね・・・。

山猫軒さん、ありがとう。
[ 2012/02/13 11:12 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

夏の葉さん。

立ちつくすのみですね。




> いい詩ですねー・・・。
> 知らないうちに、じわっと涙が滲みそうになりました。
>
> 進む勇気も引き返す勇気もない。
> 今を生きるしかないですね・・・。
>
> 山猫軒さん、ありがとう。
[ 2012/02/13 14:10 ] [ 編集 ]

ああ、この写真....、まさしく「かなしきもののふるなり」のような.....。
山猫軒さん、
佇んでばかりもいられませんよ~~。
[ 2012/02/13 23:24 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

TSUさん。

この写真を見たら佇みたくもなります。
三好達治の

太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪降りつむ

を思い出します。

[ 2012/02/15 10:34 ] [ 編集 ]

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