猫になって

   

         一匹の猫に
             なって



036.jpg


       ことによったら 
       水平線の彼方にある
       見知らぬ国まで
       歩いて行けるかも知れないと
       夢想する
       しずかな海なのである



     もう、生きているのがつらいから
     ひとりで海を見ていたい 

       そう言って きみが
       妻も 子供も
       仕事も 友も 捨てて
       この都市から去ったと
       酒場の噂で聞いたけれど


       こうして こころを 
       遠いところへ解き放ち
       潮騒の音に耳を開いて
       ひかりを浴びている
       きみよ


       都市の憂鬱など
       すっかり 払い落として

       なんと 満ち足りた表情をしていることか





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[ 2011/08/26 16:51 ] 未分類 | TB(0) | CM(6)

猫へ

海に向かって語りかける
風の音 波の響きが
心地よく
存分心潤し、染み透る
君は・・・
新しい自分に迷わず
新しい心で生きるんだね

猫にエールを送ります。
生まれ変わった猫は、きっと強いんだろうな
[ 2011/08/26 18:33 ] [ 編集 ]

この猫の写真、猫の表情がとてもいいですね。
憂いを吹くんだ表情が・・・
[ 2011/08/28 06:53 ] [ 編集 ]

哲学する猫

こんにちは!
猫好きの私としては、こんな遠くを見る目をされたら
胸キューンです・・・・

哲学する猫、という風情ですね。
[ 2011/08/28 17:36 ] [ 編集 ]

Re: 猫へ

まこさん。

返詩をありがとうございます。
こんなふうに書いてくださると嬉しい。
お待ちしています。


[ 2011/08/29 09:44 ] [ 編集 ]

Re: 猫

やまとのこさん。

いいでしょう、この表情。
何とも言えませんよ。




[ 2011/08/29 09:51 ] [ 編集 ]

Re: 哲学する猫

ミルフィーユさん。

おはようございます。
哲学する猫ですね。まさしく。
詩を書く猫ではないところが、また、なんとも。

大好きな写真の一枚、お気に入りです。

[ 2011/08/29 09:56 ] [ 編集 ]

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