苦い思い出よ

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故郷根室半島からオホーツク海を望む





        苦い思い出よ





     苦い思い出よ
     ぼくは君と仲直りしよう
     今日は一日
     道路を走り行く自動車の
     濡れた音を聞いていた
     小さな筺の中で
     君と向かいあって


     苦い思い出よ
     ぼくは君の中に暮らそう
     明日は一日
     別れの言葉も置かずに
     行ってしまった
     弟の棺と向かいあう


     苦い思い出よ
     どうしようもない 思い出よ
     君と仲直りしよう
     ぼくの背中に寄り添い
     耳を噛む猫がいるから



ここ数日、


人と作品 「石川啄木」 福田清人編 堀江信夫著」
              清水書院 1966年5月 版


を読んでいる。


そのことと、この作品はなんの関係もない。
石川啄木については改めて述べてみたい。


たまには、真面目に文学的思考をこらすことを、
読者諸氏にご理解賜りたいのである、






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[ 2011/07/20 18:48 ] 未分類 | TB(0) | CM(6)

根室から遠くオホーツク海を臨んだ風景、空、雲、海の色がジンジンと
胸に迫ってくる素晴らしい画像です。山猫軒さんの撮影の腕前に感服。
[ 2011/07/20 22:43 ] [ 編集 ]

近くて遠い根室

根室から 見た海か~。
花咲ガニ 食べたい・・・。
テッポウ汁、懐かしいでしょ♪
 
 
[ 2011/07/21 18:36 ] [ 編集 ]

おはようございます。
苦い思い出と寄り添う・・・

生きていくことは
苦い思い出を呑み込みながら
歩いていくことでしょうか。
[ 2011/07/23 07:45 ] [ 編集 ]

Re: 近くて遠い根室

トパーズさん、
花ちゃわんさん、
根室は寂しいところだということがお分かりでしょう?
それで、僕の性格も暗いのです。
花ちゃわんさんは食い物のことに、
心を奪われていているようですが・・・

[ 2011/07/24 23:25 ] [ 編集 ]

ミルフィーユ

こんにちは!
「苦い思い出」ときいただけで、胸がズキン、と痛みます。

なかなか、仲直りが出来ずに人間は、苦しんで生きて行くものなのでしょうか。
[ 2011/07/25 13:49 ] [ 編集 ]

Re: ミルフィーユ

ミルフィーユさん。
今頃はもう東北への旅に出発しているのでしょうか。
「苦い思い出」とは仲直りできないから、
このような詩を書くのです。
「苦しい思い出」なのですから。

[ 2011/07/26 08:40 ] [ 編集 ]

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