原発文化人50人斬り


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連日の猛暑に負けず劣らず熱いタイトルである。
「佐高 信」山猫軒が我が国の評論家諸氏のなかで、
最も評価しているまともなヒトであると思っている。


「ビートたけし」をはじめとして、これまで、原発推進の旗を振ってきた、
文化人、学者、役者、などを滅多切りなのである。
熱い内容なのに読後の何とも言えない爽快感はいい。


ここ数日九州電力のヤラセメール事件で賑やかである。
では、他の電力会社(特に東電は)にそうしたことは無かったのか、
という疑問を抱くのは自然なことだ。


かつて、中曽根康弘が眠っている原子力学者を
「札束でひっぱたいて目を覚まさせろ」
と言ったとか。
電力会社は文化人、学者、そして、原発の建設予定地の人々を、
カネ漬けにしてきたのである。
今もなおそのカネの力の下に原発は進んでいるのである。


九州電力のヤラセメール事件とともに、経産省の言いなりの
海江田大臣が玄海原発の再稼働を要請したことで、
菅直人総理大臣がストレステストなるものを持ち出して、
原発再稼働に<待った>をかけて、これまた、
世間を騒がせている。
不肖山猫軒は、
海江田大臣とは個人的にも面識がある。
というよりも、かつての同士であったが故に。
今回の行動には複雑な思いを持って見ているのである。
寂しい気持ちを拭うことができない。


首相の思いつき発言に、ハシゴを外されたと怒る海江田大臣の気持ちは
理解できるが、原発再稼働はあまりに拙速すぎるのではないか?
未だフクシマ原発事故の始末の道筋も定まっていないのに、
原子力安全保安院が安全だと言っても、
信用ならないと思うのは当たり前なのである。


また、古川佐賀県知事と岸本玄海町長が首相の決定に対して、
不満を述べているが、
そもそも、古川知事は父親が九州電力の社員、本人も子供の頃は、
社宅暮らしであったそうだ。
また、岸本町長は隣町にある「岸本組」という建設会社の専務であったという。
「岸本組」は九電から様々な工事を受注して、
原発の恩恵を受けていたという。


このような人たちが、原発に対して<ノー>と言うはずがない
マスメデイアはこの事実を隠して、
彼らが国の原発政策の迷走で迷惑を被っているがごとく報じているが、
父親が九電社員であった知事と、
原発を生業としてきた町長が最初から最後まで、
頭からつま先まで九電のカネと息がかかっているのは、
子供だって理解できる。


他の原発のある地域についても多かれ少なかれ、
佐賀県と同じ構図であるのは想像に難くない。
原発の是非について首相が解散総選挙に踏み切るのではないか?
という憶測が乱れ飛んで、
与野党ともに原発推進、容認派の国会議員たちは、
躍起になって首相を引きずり下ろそうとしているかに見える。
また、マスコミもそれを煽っているようだ。


確かに、菅直人首相はダメな奴だと山猫軒も思うのである。
以前にここで、即座に辞めるべし、と述べたこともあるのだが、
今、ここで新しい首相に代わったとして、
果たして菅直人首相のように、なりふり構わず原発の是非を振りかざす
事が出来るのだろうか。
例え管首相が権力の座にしがみつきたい一心で、
これを持ち出しているとしても、山猫軒はこれを良しとしたい。


佐高信氏の「原発文化人 50人斬り」
を読んで久しぶりに軟弱な詩を忘れて、
口角泡を飛ばしてしまったことをお詫びしたい。
我が家のネコともどもに・・・

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[ 2011/07/13 09:15 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

同感です

勝って、山猫軒さんの「10万年と言う数字・・・」に感銘を受けて、無断で日記に拝借いたしました。
そのことのお詫びをしたのかどうかも、ずっと続く原発騒動の中で曖昧になりましたが、本日の記事にも全く同感、共鳴します。
まさに、管首相の唯一のとりえは、まだきっぱりと原発廃止とまでは言えないでいるものの、自然エネルギーへの転換を打ち出していることです。
海江田大臣の推進派言動には、本当に失望もしました。
今、管首相から変わったら、原発廃止への動きは覆ってしまうのではないか、それが最大の懸念です。
本当に、真剣に原発はいシェア弓を勧めてくれる政治家は他に居ないのでしょうか。
[ 2011/07/13 13:03 ] [ 編集 ]

Re: 同感です

冬の寐子さん。
お久し節です。
寐子さんの日記は拝見していますよ。
ボクも原発避難地域のペットたちの一時預かりをと、
思うのですが、
御承知の通りマオは性格が悪くて。
多分知らないネコとは馴染まないと思うのです。

大変とは思いますが寐子さんに、
お願いしたいと思います。
あとで、日記を盗み見に参りますのでよろしく。


[ 2011/07/18 09:26 ] [ 編集 ]

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