午睡

ツブヤキ-11

<猫事記>金子都美絵さんhttp://ch10653.kitaguni.tv/からお借りしました。



           午睡(ひるね)




       わすれていた 
       切れ切れのものが
       風の吐息にのって
       ながれてくる
       うっすらと開けた目の片隅に
       ラジオから 
       むかしの歌が
       零れおちるのが
       見える


       七月の午後の日曜日には
       おまえと ぼくは
       とおり過ぎて行 く雲の下で
       うたた寝をする
       ずいぶん前からの 
       習わしのように


       柔らかく しなやかな尻尾が
       パタリ、パタリ
       夢の扉を叩く
       まるで
       夢の数を数えているかのように
       やさしく 
       空を叩いている







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[ 2011/07/03 14:33 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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