深い眠りのために


         深い眠りのために



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         寂しい匂いのする
         夕暮れを見るために
         そこまで行ったのだ
         何故かと
         問われても
         こたえようがないほどに
         山門に人影もなく
         しんみりとして
         陽は落ちてゆく

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          むかし流行った歌を
          しらずしらず口ずさみ
          哀しい匂いのする
          夕暮れの空のむこうに
          歩いていった
          鰯が泳いでいるその中に
          もう すぐに
          星が浮かび上がってくるだろう


          夜明けの空から
          黄昏の月に
          こころを囚われ始めて
          ようやく
          ぼくは 深い眠りにつくのだ
   
          


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<MY PHOTO BOOTH>みず保さんからお借りしました。


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[ 2011/06/30 21:57 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

今回もさすがです!

こんにちは。

「寂しい匂いのする夕暮れを見るために」

相変わらず素敵な冒頭ですね。うっとり~です。

鰯雲だと、秋の季語ですが、
秋の夕暮れを歌った詩でしょうか。
荒涼とした心象風景が素敵です。
[ 2011/07/01 08:29 ] [ 編集 ]

Re: 今回もさすがです!

kurumiさん。
お暑うございます。
それで、というわけでもないのですが、
心の奥に残っていた「みず保」さんの写真を取りだして、
書いてみました。
ご明察のとおり、冬の京都の夕暮れです。

暑い夏に、いかがと思って書きました。

そうそう、あなたの地下鉄の詩、とてもよかった。
あれにかぶせて作っても良いでしょうか?





[ 2011/07/01 10:35 ] [ 編集 ]

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