雫・想いしたたる

        


            雫・想いしたたる



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    写真は<かをるのワルツ>の、かをるさんからの預かりものです。


昨夜から今日はこの写真を調理しようと、こころを穏やかにし斎戒沐浴、
心頭滅却、ネコにも愛想を振りまいて朝を迎えたが、
朝一番(9時)に工事の打ち合わせが霞ヶ関、経済産業省であった。
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今飛ぶ鳥を落とす勢い(放射能で)の原子力保安院の親玉である。
役所の廊下を歩きながらつい、フクシマ原発を頭に浮べてしまう。
しかし、勤勉実直な山猫軒であるから、
仕事は仕事だからと、来月の中旬と決められた工事のための、
現場確認を粛々と、終えて経産省をあとにしたのである。

爽やかな緑の葉から、まさに、したたり落ちようとしている一滴の水と、
無機質な墓標を想像させるこの写真の違いに、
山猫軒は今日一日の始めに大きなため息をついてしまった。

午後、その揺れる気持ちを静めるために、
東郷神社(原宿)に行く。
本当は東郷神社に参拝に行ったのではなく、
その隣にある某警備保障会社(ジャイアンツのナガシマさんがCMにでていた)
のサーバールームの補修工事の打ち合わせが目的である。
ついでに、余った時間を魂の休憩所として、
東郷神社の境内を歩いてみたのだ。
東郷平八郎元帥閣下と海とは切っても切れない縁がある。
この度の東日本大震災による大津波で亡くなられた方々へ、
追悼の祈りを捧げることには何の不思議はないと、
不肖山猫軒深々と頭を下げて神社をあとにしたのである。

新しいイメージ



墓標のようだといった経済産業省の看板と、
東郷神社の鳥居の組み合わせは、
流石に山猫軒の日常を見事に表わしていると言っても過言ではあるまい。


なんだかんだと一日が過ぎて行き、
当店にご来店のお客様の心をゆさぶるような、
傑作を書こうと思えば思うほど、
あまりに現実がドッカリと横に座って離れないので、
心を鎮めているところである。
それにしても、PCに向かうとなぜ?邪魔をするのだろう?
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        小さなまあるい水のなかに
        空が逆さに揺れている


        泣き尽くした
        あなたの海は
        魚たちをも悲しませたが
        梢にひろがる緑の葉は
        あの峰のむこうの
        乾いた海辺のあなたに
        夥しい透きとおった小さな
        沈黙のしずくを
        おくり続ける
        

          高い樹も
          低い樹も
          逆さになって
          しずくは 空へ
          しずくは 海へ


        想いは透きとおり
        声は風になり
        葉脈からしぼり出される命が
        水底に昇ってゆき
        わずかに開けたあなたの
        唇のあいだから
        うつくしく流れこむのだ


        逆さになった空と共に
        逆さになったぼくと共に

















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[ 2011/05/13 16:52 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)

おじゃま猫

おじゃま虫なのが猫の仕事でしょうか?
マオちゃん、しあわせそう~=^_^=

ダウンロードすると寄付になる福島出身ユニット猪苗代湖の『I love you I need you ふくしま 』を散歩の時に聞いています。
家があっても帰れない人々。
帰れないいとしい土地。
福島の地名が歌にずっと出てくるのを聞いいて、どれだけ大切な土地であるか沁みてきます。
いつ終息するんでしょうね?
とんでもない状態が発覚してしまいましたが…

[ 2011/05/13 23:16 ] [ 編集 ]

素敵な詩

素敵な詩をそえていただいて、嬉しいです。

ワタシは、詩を転記させてもらっていいですか?

ワタシのブログで紹介させてくださいね。

[ 2011/05/13 23:43 ] [ 編集 ]

Re: おじゃま猫

みかんさん。
マオは幸せかも知れませんが僕はおおいに迷惑なのです。
じっと、動かなければいいのですが、
ご存じのように尻尾を振るのが困る。
マウスを叩き、キイボードを叩きで、
ああああああああああ・・・てなことになるのです。

ぼくもそのユニットを聞いてみましょう。



[ 2011/05/14 19:33 ] [ 編集 ]

Re: 素敵な詩

みず保さん。
こんばんわ。
どうぞ、詩をお持ち帰り下さい。
もうすでに、あなたのものですから、いかようにでも・・・



[ 2011/05/14 19:34 ] [ 編集 ]

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