ひとと人との絆

大災害に見舞われた東北各地の惨状を見て感じたことを述べる。
十分な支援のない状態での避難を救っているのは、
地域コミュニテイーの人と人との絆である。
エゴを押しとどめ、他者を思う心がここにある。
厳しい北国の自然環境が忍耐強い体質を、
遠い昔から長い時間をかけて、作り上げたのだろう。
軒を並べた家と家が人との連帯を築き上げる源になったと思う。
これは、東北地方のみならず、過疎化が進むという、
地方の町にもいえることである。

もし、このような災害が僕の住んでいる東京などの大都市で、
発生したとしたらどうだろうか。
バブルの発生と崩壊によって古い町並みはすっかり姿を消して、
マンション群がそれに取って代わった。
隣に住んでいる人のことも知らないし、
ましてや、町内のこともほとんど分からない。
軒と軒ではなくコンクリートの建屋の鉄扉と鉄扉は、
人間の温かなつながりを拒んでいるように思う。
平和なときには煩わしい人間関係もなくて、
暮らしやすいと思うけれど、
一旦このような大災害に襲われた時は・・と考えると、恐ろしい。
孤独死を不思議と思わない都会なのである。

人との関わりについて忘れていたことを、
この災害が教えてくれているように思う。






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[ 2011/03/15 14:22 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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