また ひとに

      また ひとに


    梢が ぼくの手の中にはいりこんだ
    桜草が ぼくの腕をよじのぼった
    あなたが ぼくの胸に生じた
    木が腕のようにぼくから生える
    菫がぼくの眼のなかを
    風になってとおり
    海鳥の踊りを飾る

    梢は あなたなのだ
    桜草は あなたなのだ
    木は あなたなのだ
    そして 菫も風も海鳥も



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[ 2011/03/09 16:04 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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