あさがお

       あさがお
         <七月七日>




      稲妻の閃光に揺れている
      黄昏に 
      萎れていた
      花が
      あけぼのの 
      あかりの下で
      ふかい海の色を甦らせる
      ほおずきの色が
      夥しい夏を生むのであれば
      あさがおの自由奔放な色は
      ゆうべの密やかな
      一年に一度の泡のように
      恥じらいに満ちた
      逢瀬を演出するのか

      涙を溜めた花びらが
      空に向かって
      わかれの哀しみに
      音を消して開いていく
      いくつもの
      色に変えたこころを
      伝えようと 
      しているかのように







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[ 2010/07/08 16:17 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

遠雷が聞こえてきそうな、夕立の清涼感が感じられるような素敵な詩ですね。
[ 2010/07/08 23:58 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

rayさん。

ご来店ありがとうございます。
また、いつでもおいでください。
そして、このように感想などいただけたら嬉しいです。


[ 2010/07/10 08:46 ] [ 編集 ]

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