六月の歌

        六月
         


    とどまろうとしない 
    すべてのもの
    汀の砂をふむ
    はだしの足
    手にぶらさげた
    スニーカーと赤いサンダル
    十の赤い眼の魚が
    よせてくる泡だっ
    波のあいだを
    跳ねている

    薄い陽の光の六月
    ひっそりとすべってくる六月
    ふたりが寝そべる砂浜のように
    香ばしい匂いの六月
    うつろい くりかえされる六月

    とどまろうとしない
    すべてのもの
    消えては現われ
    足の指の間の砂つぶが
    夜の敷布の上で
    夕星になる

    また 六月
    少女のあなたに
    青い童話を語った 六月
    ふたたび 六月
    ひろげられた そらが
    しっとりと 煙っている 六月
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[ 2010/06/16 16:04 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

六月

恋人さんの お誕生日に 捧げる 詩ですね。

恋人さんが 気づきますように♪

ごちそうさまでした~。

ケーキは食べてないけど

詩の方が 甘い 甘い 甘い・・・・・ふふふ
[ 2010/06/17 12:46 ] [ 編集 ]

Re: 六月

CAOさん。

詩が甘いのはロールケーキのせいです。
キムチだとこうはならない。


[ 2010/06/21 17:39 ] [ 編集 ]

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