こどもの頃には

こどもの頃には


  魔法の料理 君から君へーBUM
     みんなの唄から




  薄く汚れた硝子窓の前で
  頬杖ついて
  みる夢は
  小さなぼくが 大人になって
  学校に行かなくても
  すむことだった

  冷たく黄昏れた 
  海の風に送られて
  釣り竿肩に
  港を背中に登る坂道で
  みる夢は
  小さなぼくが おとなになって
  好きなだけ
  釣り糸たれるぼくのこと

  はやく おとなになれば
  宿題なんか しなくても
  だれも 怒りはしない
  おとなになれば、
  お使いだって 子供にさせる

  いつから 夢を見なくなったのか
  気がついたら 
  ぼくは としよりだ
  忘れていた 夢をみようと
  濁った眼を閉じる

  学校に駈けてゆく こどもの ぼく
  釣り竿肩に
  港に降りて行く こどもの ぼく
  みようとしても
  みるこのできない夢
  こどもの ぼく
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[ 2010/05/31 17:38 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

No title

釣竿を肩に笑顔満面に走っていく山猫さんの姿が目に浮かんでくる詩ですね。望郷の思いもほのかに交じっていて切なくなるものがあります。ニムオロは特にそう感じました。

>いつから 夢を見なくなったのか
  気がついたら 
  ぼくは としよりだ
  忘れていた 夢をみようと
  濁った眼を閉じる

ここ、じいんときますね。
自分の姿とも重なって・・・、

ところで、根室は「ニムオロ」からきた言葉なのでしょうか。
ニムオロの響きのほうがわたしも好きです。
[ 2010/06/01 07:32 ] [ 編集 ]

Re: No title

美雨さん。
<ニムオロ>は根室の語源です。
寂しい街です。
僕の心の底に流れる寂しさはニムオロそのものかもしれません。


>
[ 2010/06/02 18:34 ] [ 編集 ]

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