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別府葉子



先週金曜日の9月2日、「別府葉子 シャンソンコンサート in 東京」
がルーテルホール市ヶ谷で行われた。
昨年の夏と、12月の暮れに二度「別府葉子」の歌を聴いたが、
今回はその時の同伴者はいない。
一人では寂しいと「手話勉強会」のメンバーを誘ったら、
Kさんが行きたいということだったので、市ヶ谷駅で待ち合わせした。

六時半開場、七時開演。
ボーカル「別府葉子」
ピアノ「鶴岡雅子」
ベース「中村尚美」
ヴァイオリン「会田桃子」

いずれも昨年と同じメンバーである。

一部の「ウイスキー・ウイスキー」から
二部の「シャンソン・コンフィドンシエル」までの二時間
たっぷり楽器と歌声のハーモニーを堪能した。

特に「蔦が揺れる」(作詞作曲 別府葉子)は現在の山猫軒の心境を
反映してしんみり聴き入った。

また、12月に東京で公演ということになったら嬉しい。

台風が立て続けに日本列島を直撃したと思ったら、
それは秋の前触れだったようである。
そんなわけで本日は大学の文芸部の機関紙「白雉」に載せる詩を書いた。
秋は思索(詩作)の季節だからね。



      定食屋

    街が光を失っていく黄昏刻
    路地裏の食堂の暗い口に
    僕の八月が吸い込まれていく

    浮世の片隅に腰をおろし
    黄ばんだメニューに眼を落す

    本日のお薦め「定食」は

 灰色の脳細胞に過ぎ去った想い出添えとセンチメンタル

    やっと、巡りあったささやかな安らぎと
    一年を一周りして咲いている花は
    今は透明な想い出だから
    この食堂で定食を食べながら
    酒を呑む

 ほろ苦い夏の別離に懊悩の生姜おろしに夢のあん掛け

    目の前に置かれた定食を前にして
    ぬるい酒と向かい合うと

 いまさらに旅の終わりとうろたえる惑いのソテー宇宙(そら)の和物

   すでに、僕のテーブルは三つの定食で一杯
   昨夜聴いたシャンソンのせいなのか
   すべてがぼやけて
   身体を誰かがすり抜けて行き
   いつまでも消化できない食べ物を前に
   僕は酒を呑むばかりだ


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[ 2016/09/06 09:01 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)





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