転居報告




今年の夏は猛暑を実感しないままに終わってしまった。
今朝は窓を開けると涼しいひんやりとした風が部屋に忍び込む。

新しい住まいに引っ越して今日で十日目である。
移転の準備をしているところに、仕事が発生して、

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(ここが改修工事の現場。6年間続くと言われている)

それをクリアしながらの移転だった。
毎朝早く現場に出勤し、夕方に帰宅する。
「まるで、サラリーマンさんね
麗しの君は笑う。

引っ越しは思いの外難儀であった。
とりわけ大変だったのは引っ越しを似嫌がる我が家のアイドルが
猛獣と化して、飼い主の山猫軒に唸るは、
威嚇するは、噛み付く、ひっ掻くで、

最後の荷物がトラックに積み込まれた空っぽの部屋の
押入れの隅に逃げ込み、ケージに入れようとしても、
頑強に抵抗するのである。
血まみれになりながら必死で説得するも言うことを聞かない。
「このまま置いていこうか」
と思った時に偶然ケージに頭を突っ込んだ性格の悪いネコである。
ようやく、7キロの巨体を小さなケージ(このケージで9年前に
この家にやってきた子猫が今は!)
の蓋をして住み慣れた部屋に別れを告げた。

さて、新しい家に着いて、猛獣はケージに入れたまま押入れの中に。
荷物が運び込まれて一区切りしたところで、
ケージの蓋を開けるも、尻を向けて出てこない。
ウ~ウ~~唸り声を上げるばかりである。
そんな奴は構わずに深夜まで荷解きに追われた。
翌日は現場である。
眠らなければならない。
不貞腐れたネコはまだケージの中だ。
一体何が起きたのか錯乱して、現状認識ができないのであろう。
その猫のことは忘れて眠りに落ちたが、明け方ベットの上の気配で目が覚めた。
寝静まったのを機にケージから出たのだ。
心細くなってやってきたのだ。

とは言うもののマオは、食欲ナシ、押入れの隠れ場所に引きこもって1周間、
ようやく新居の探索を開始して、猛獣は元のアイドルに戻りつつある。

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もう少し大人しく押入れ猫でいて欲しかった。

新しい住まいは上野の家とは違って、閑静な住宅地というよりは
寺院と墓地に囲まれた中にある。
東京都心までは十数分のところなのにこのような静かな街があるとは
驚きである。
墓地とお寺さんだから高層のマンションなど建ちようが無い。
ベランダは南に向き日当たり良好、
玄関を開ければ東京スカイツリーが眺望できる。

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隅田川清洲橋までは十分とかからない。
これからの散歩はこれまでとは逆に浅草方向に
隅田川テラスを歩くことになるのだ。



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[ 2014/09/20 10:28 ] 未分類 | TB(0) | CM(7)