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気まぐれ美術館 洲之内徹



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これは、先日買い求めた週刊誌「サンデー毎日」の書評欄である。
<洲之内徹>

画商、美術評論家、小説家、エッセイストと言われているが、
画商といわれるのは彼が{現代画廊}を引き継いだからなのであろうか。
しかし、僕には「州之内徹」は画商だったとは思えないのである。
気に入った絵は売らずに自分のものとした<気まぐれ美術館>は
日本の地方美術館で今は<州之内コレクション>として残されている。
州之内の生誕百年を記念して仙台美術館を皮切りに
故郷の松山、晩年、縁のあった新潟でイベントが開かれたと聞いている。

なぜ、僕がこの話を語るのか読者は不思議に思われることと思う。
そのわけは今僕にとってもっとも大切な人が関わっているからだ。
<州之内徹>がこの世を去ったとき彼の遺品を引き取った
二人の遺児がいた。
その二人も今はこの世を去ってしまったが。
現在、残されたた「州之内」姓を名乗るのはわずかである。
そして、わずかな遺族の一人が僕の大切な人なのである。

彼女の亡夫は「州之内徹」の息子だった。
先年の「州之内徹生誕百年」の行事に義兄の妻と
彼女の娘と共に宮城県立美術館に遺族として招かれたと聞いていた。

その頃だったか、記憶ははっきりしないが、銀座で映画を観たあとに、
「現代画廊」のあったところに行きたいと言われて、
銀座松坂屋の裏手にあった古びたビルまで歩いたことがある。
そのときのことはこのブログでかつて、述べているが。

それを皮切りに「州之内徹」のことはずいぶんと聞かされたものである。
<亡夫>のことよりも<亡父>のことを。
<亡夫>は父とはまったく違ったタイプの人だったようで、
文学的、芸術的な感性は受け継いでいなかったと想像する。

「あなたはある人と同じ匂いがします」
ある時彼女に言われた事がある。
不肖山猫軒としては、その人は
「品行方正、学術優秀、思想穏健」な人物に違いないと信じていたのだが、
後日、「そのひと」とは亡父<州之内徹>のことであったと知ってガックリきた。

何故ならば、亡父は家庭を顧みず、金にならない文学の世界に身を投じ、
(再三芥川賞候補になるも受賞かなわず)赤貧身を洗うごとくで、
さらには妻子があるのにもかかわらず、常に女の影が寄り添っていた、
と、僕の大切な人は憤るのである。
「浮気もの、女たらし!!!」

僕からすれば、亡父「州之内徹」さんはモテたのだと思うけど。

<亡父>の匂いがする<山猫軒>
彼女はそう断じる。
<亡夫>はそうではなかった。
「ワタシ一筋に生きて幸せに旅だった」
「軒さんは二度も離婚してさらには、あっち、こっちでしょ」
かなり誤解と偏見に満ちたものであるが、
少しは当たっているところがあるからツライ。

話は逸れたが、「州之内徹」さんの足元にも及ばない山猫軒ではあるが、
金曜日の夜から先ほどまで
大切な人と一緒に、長い時間をすごして、幸せである。

「気まぐれ美術館」
いいなあ。憧れます。
どうすれば、そんな、いい男になれるのか。
なってみたい。
いいえ!もてたいなんて言ってませんよ。



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[ 2014/07/13 21:49 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)





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