みることば

     <みることば><うごくことば>

   
   橋は小さな運河にかかっていた

   西詰から東詰へ
   沈み込む太陽を背中に背負い
   まだ、暖かい日差しの
   中に歩いてゆく
   なにしろ あちらは
   陽が動かぬままじっと
   しているから
  幸せを置くにはふさわしい場所だと
   聞こえる私に
   聞こえない人が
   <みることば>で伝えたのです

   西詰から東詰へ
   音を消した風に背中を押され
   まだ、見知らぬ世界の
   中に歩いてゆく
   きっと、あちらは
   咲き始めた桜の枝に
   光が棲みついて
  その下では静かな宴が開かれていると
   聞こえる私に
   聞こえない人が
   <うごくことば>で伝えたのです

   東詰から西詰へ
   小さな宇宙から音のある地球へ
   その橋で
   すれちがう小さなこどもに
   挨拶をおくる
   <みることば>


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[ 2017/04/06 15:46 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

小名木川

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小名木川

クローバー橋の上から覗いた空に
風でめくられたぼくたちの日々が
雲のように流れていた
時間は運河の水に溶け込み
同じ夢をみようとして 眠る

硬く強張る川岸の建屋の壁面を
登ってゆく午後の柔らかい太陽
音もなく
橋の下を流れる水を
押し広げる

あと少しだけ
ゆめや
あこがれ
あと少しだけ
あなたの髪の毛の
くすぐったさを
あと少しだけ
重ねる手の暖かい戯れを
あと少しだけ
朝目覚めるための
ねむりを
あと少しだけ
川岸のふたりの散歩を

クローバー橋の上で
声にならない何かを
優しく丸みをおびた一日を
見つめ
指文字で交わす
今の連なり



春一番、二番が吹いてもう既に春の気配がし始めている。
油断していたらもう2月も20日を過ぎている。
年寄りの時間は亜音速に近い。
というよりも、競走馬並みのスピードで過ぎてゆく。
うかうかしていると、気づいたらあの世にいることになりかねないのである。

今年こそは穏やかな気分で過ごせると思っていたら、
麗しの君は勝手にプンプンしたりして、
気が休まらない。
ワガママは我が家のマオといい勝負といえる。
喉を撫でないと怒るし、撫ですぎても怒る。
歳はとっても猫と女の扱いはいつも、トホホである。

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先日で手話講習初級が終了した。
進級試験は散々だったが、お情けで全員(当初16人が9人に減ってしまった)
中級講座に進級することになり取り敢えずはホッとしている。
今週末には修了式が行われ、
そのあと打ち上げ飲み会である。

中級講座は4月から始まるので、少しだけ手話から解放されるけれど、
せっかく覚えったものがすっかり忘れてしまうおそれがあるから、
日々勉強に励もう。
(気持ちだけ空回り)
三年目に突入した手話である。
あの世に逝くのと、満足できるほど手話を習得できるのと、
どちらが早いか、あるいは、ボケているか・・・

[ 2017/02/21 17:41 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

<この世界の片隅に>

一週間ほど前に観た映画「この世界の片隅に」のことが頭から離れず、
また、観に行ってしまった。
今回は豊洲ユナイテッドシネマである。
同じ映画を日をおかず二度観るのは初めてのことだ。

二度目ともなれば、じっくり落ち着いて細部まで目が行く。
初回では気づかなかったところも多々あるものだ。
敵機来襲の対空砲火で、空に炸裂する砲弾の色が
赤や青、緑など色がついているのは発射した艦を識別するためだったとの
ことも。
ちなみに陸上の高射砲弾は色がついていない。
また、艦上で手旗信号を送っているシーンも。
さらに、空襲で敵機からの機銃掃射を受けて側溝に
周作と飛び込むシーンで、「広島に帰る」
と叫ぶすずに覆いかぶさった周作の背中に
すずの手がまわされるところ(原作にはない)

やはりなんといっても、敗戦の玉音放送を聴いた後、
すずが激高するシーンが胸に迫る。

戦争が終わり、夫の周作と原爆投下後の広島で、
母をなくした孤児と巡り合う。
原爆についてはサラッとしか描かれていないが、
(呉から見た原爆である)
これについてもっと原爆の悲惨さを描くべきではないかとの
指摘した広島市の人のコメントを(ネット上で)読んだ。
原爆資料館に行ってみろと。
気持ちは分からないでは無いが、
この映画は反戦でも核兵器廃絶がテーマでもないと思う。
すずの母親が原爆投下のその日に、地元のお祭りのための買い出しで、
広島に行っていて、行方不明に・・とか、
さり気なく触れていることがいいのだと思う。
そのさりげなさ、普通の人々の普通の時間の大切さを
今の僕たちに伝えようとしているからこそ、
多くの人々に感動と共感を生んだのだ。

また、遊女の<りん>とのこともあっさりと描かれていることも、
原作との違いを指摘する声もある。
実は山猫軒も原作を読んでみた。
たしかに、<りん><すず><周作>との関係は映画では
詳しく触れていない。

違和感を持ったとしたら原作を呼んだ後に映画を観た場合だろう。
原作もいいけれど、映画の良さはまた違う良さなのだ。
この映画は二時間に縮めたカット版らしい。
当初はこれほどまでに観客が入るとは予想していなかったらしく、
上映館も全国で60館ほど、時間も2時間を越えると上映回数が減るということで
こうなったらしい。
今後ノーカット板を観られたらまた違った感動を与えてくれそうだ。











[ 2016/12/24 12:11 ] 未分類 | TB(0) | CM(1)

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[ 2016/12/23 16:34 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

合格通知が

10月に行われた全国手話手話検定試験の合否通知が届いた。
4級合格である。
手話検定は5,4,3,2,準1、1級
5級は半年程度手話を学んだ状態。
4級は1年、3級は2年。

山猫軒は4級を受験した。
勉強会のメンバーは7名(内2名は3級)全員合格だった。
勉強会の成果があったといってもいい。

墨田区手話講習初級(夜)クラスも5級を受験した5人
全員合格だった。
検定試験に合格したからと言っても何の特典があるわけでもないが、
自分の手話力を知る手がかりにはなる。

自主勉強会のメンバーも墨田区手話講習の人たちも、
また、次のステップを目指す励みになったことだろう。

なんでもコツコツ一つずつ積み上げていけばそれなりの結果がついてくる、
ということだろう。



[ 2016/12/20 09:57 ] 未分類 | TB(0) | CM(3)