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電車に乗って

電車に乗って

 

郊外へ向かう電車に乗った

ふと、視線をあげると

あなたに似た人が座っている

いつの間にかその人はおりて

また、貴女に似た人が座る

 

車窓を流れる風景は

あの日二人で見た風景のように

山脈が広がり

いつしかあなたに似た人は

何処かの駅で降りてしまった

 

足元のザックから詰め切れぬほどの

想い出が涙のように

こぼれ出て

電車の床一面にひろがり

停車した駅で

また、あなたに似た人が乗り

僕の前に座る

 

電車は、高原の駅に向かって走ってゆく

もう、辿り着くことのない

駅に向かって

あなたに似た人と

ぼくだけを載せて

静かな人気のない

駅に向かって

走ってゆく

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[ 2024/02/04 20:51 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

縁とは不思議なもの

先日書いたご近所のワインバーのでの事である。
その店に行くきっかけになったのは行きつけのバー「スズキ」のママと
FACE BOOKの情報からだったが
ごく近い距離にある飲み屋さんとなれば、日毎歩行がつらくなりつつある身なれば、
好奇心もありえ出かけて行くようになったのは自明の理。
昨夜友人とともに訪れた時の事である。

友人を紹介したとき店主の自己紹介で,頭の奥底に引っかかっていたことを
思い出した。
それは、先日LINE交換したのだが、その時は登録できず翌日登済みの表示があり
その時にたまたま登録積みの他の表示を見ていたら同じ苗字が目に留まった。
それはだいぶん前に足しげく通っていた隣町のお寿司屋さんのカウンターで
隣り合わせた紳士と話をするうちに意気投合して酒を酌み交わし、
名刺交換に至ったことがある。
ワインバーの店主と同姓だった。
あまり見かけない苗字だったので夫婦?
と一瞬想像したが。
認知症準備段階の山猫軒、そのことはすぐに忘れてしまった。

それで、店主が
友人との紹介で名のった時にそれを思い出し
「〇〇さんのご主人△△町のヤヨイ寿司に行ってない」
と聞いたところが驚きの返事が!
「以前は行ってました」
よくよく聞いてみれば以前酒飲み意気投合した紳士がワインバーの店主の
旦那さんだった。

「縁」とは不思議なものである。
記憶の奥底に保存されていた一枚の名刺と今足しげく通うワインバーが結びつく。
長生きすするといいこともある。
悪いことばかりの人生の山猫軒の日常風景の楽しい一コマであった。

昨夜も飲みすぎてしまいました。








[ 2024/02/03 12:17 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

流れる

        

          川は流れる




      ある日 涸れた川を歩きながら

         <死ぬるということは生きることだから・・>

      と言った詩人の言葉を思い起こしていた

      乾いた白い川底に
      逃げ遅れた水溜まりがきらりと
      身もだえして 光り
      どこからともなく
      鳥が飛んでくるのだった

IMG_3268.jpg

         <MY PHOTO BOOTH>みず保さんからの預かりものです。

       行方知れずの水を
       探し求めて
       ひたいに刻まれた
       深く乾いた皺のような
       乾いた川を行けば
       それは しだいに
       細い糸のように曲がりくねりながら
       とおくへ霞み
       空に垂れ下がる


       わたしの記憶の川は
       まぶしい光りを散らす
       春のせせらぎ
       あなたの記憶の川は
       歌を口ずさむように
       尽きることなく流れる
       水の生命


       眼の中に川が流れる
       乾いたまぶたの裏に
       川は流れる

[ 2024/02/02 16:49 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ワインバーC.moment

近所にワインバーを発見。
不詳山猫軒が暮らす清澄白河の住宅街にワインバーが
あるのを最近知り、好奇心を膨らませて覗いてみた。
先週久しぶりに行った門前仲町の「バーSUZUKI]のママから
我が家の近所に妙齢の美女がワインバーを開店したと耳打ちされ、
妙齢の美女という言葉のなんと甘い響きにつられ
それならば、ということになった次第。

昼間所用で出かけた折に当該の店を下見に行った。
しかし、見当たらないのである。
マップを見るとごく近くのはずなのに無い!
東京の住宅街に出没なのか。
いつもその辺は行き来しているのだが見当たらない。
最近はこういうことが度々ある。
とうとう、認知症なのでしょうか。

仕方がないので家に戻り手話の勉強を5分だけやり、
猫とともども夕方まで爆睡。
開店は4時からということなので、
少し時間をずらして4時15分とかにしようと家を出た。
北風が身に染みる。
4時からワインを飲みに行こうなんて正気の沙汰ではない。
ボケたのか!
我が家の性格の悪い猫には「散歩に行ってくる」といいおいて出かけた。
改めて昼間歩いた道を再度ゆっくりよろよろ転ばぬように歩く。

ありましたよ。
路上に四角い小さな箱が看板だった。
昼間にはなかったような気がするが。
よく見ると奥に入り口がある。
どうしようか、入るべきか否か迷う。
ハムレットの心境である。
こう見えても山猫軒は気が小さい。
しかし、
バーSUZUKIのママが耳元でささやいた「美女のママ」の声が耳の奥に響く。
後戻りはできない。
意を決してドアを開けた。
小さなお店であった。
白いアールのカウンターに6隻。壁は薄いベージュ。
シンプルな落ち着いた内装。
それと、妙齢の淑女がお出迎えでした。

というわけで今日三度目のお出かけとなった。
いつも行く焼鳥屋さんも休みだし、老猫の介護のストレスもあるし、
昨日の手話講習会で疲れたし、
等と言い訳をこしらえて「WINE ROOM C.moment」まで
300歩を歩む日々が続きそうである。







[ 2024/01/30 22:45 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

正月三が日

昨年暮れ30日に手話友と食事をしてから、31,1,2日と一人で過ごした。
これは毎年の事で、いつもは相手が何らかの事情があって来れないが、
4日も過ぎれば一緒に酒のみをしたりしてきた。
それが、今年は事情が異なる。
正真正銘の「正月ボッチ」になった。
正確に言えば性格の悪い猫と一緒だが。
昨日3日は行きつけの焼鳥屋で恒例の新年会がありそれに参加した。
メンバーは独身男が4人(山猫軒を含む)独身女が2人(ともに没Ⅰ)
嫁さんが実家に帰っている男が一人。
60歳の男が一番年下で町会の長老が84歳、焼鳥屋の女将が83歳、次に山猫軒という
年齢だから高齢者の集まりで、立派な老人会の新年会である。

夕方5時から始まった宴会が終わったのが9時過ぎ。
欠席の常連客の悪口、こき下ろしに花が咲いて、楽しい酒だった。

本当は手話の勉強をしなければならないのに、今日も朝から飲んだくれて
正月は続く。
どこまでも。
正月ボッチも、また良きかな、である。
[ 2024/01/04 20:19 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)